メルペイの利用について注意点を知りたいです。
ここでは、メルペイについての注意点をまとめます。
メルペイとは、株式会社メルペイが提供する、メルカリアプリを使った決済サービスです。
※メルペイについての詳細は、メルペイのホームページをご参照ください。
支払い方法選択画面
メルペイは、Amazon.co.jpのアカウントにメルペイアカウントを登録しているユーザーのみ選択が可能となります。
メルペイを選択した場合は、Amazon Payのお支払い方法を選択する画面にメルペイと表示されます。
メルペイは、Amazonギフトカードとのみ併用が可能です。(クレジットカード等とは併用いただけません)
メルペイのご利用可能範囲
購入者はメルペイを利用可能となる範囲は以下となります。
利用可否 | 事業者様サイト仕様 |
---|---|
利用可能 | OneTime (都度払い) |
利用不可 | Recurring (継続支払い)、Amazon Pay旧バージョン(CV1) |
※配送先を伴うご実装をしている場合は、お届け先が日本国内である必要があります。
これらの条件に合致しない場合は、購入者のお支払い方法選択ページでメルペイは表示されず、ご利用いただけません。
SANDBOXでの動作確認が不可
メルペイについて、SANDBOX用のテストアカウントでは動作確認ができません。
つきましては、上記の注意点に留意し実装いただくようお願い致します。(もしメルペイのご確認をされたい場合は本番でご確認下さい。)
増額の条件
メルペイが選択された場合の増額の条件は、クレジットカードと同様となります。増額の詳細はこちらをご覧ください。
返金の条件
メルペイが選択された場合の返金の条件は、クレジットカードと異なります。
クレジットカードでは、注文確定後の増額返金処理機能として Capture Chargeで指定した金額の15%または8,400円のどちらか低い額まで返金ができます。しかし、メルペイではこの増額返金は実施頂けません。
請求金額以上の金額を返金しようとした場合は、“TransactionAmountExceeded”エラーとなります。
“TransactionAmountExceeded” が発生した場合の対処方法
該当金額分を別の方法で返金いただく など個別に対処いただくようお願いいたします。
メルペイ残高/スマート払い枠の確保と解放
他の支払い方法と、メルペイでは残高/枠確保と解放のタイミングが異なります。
このため、注文時にメルペイを利用した場合は注意が必要です。
確保のタイミング
amazonPayRedirectUrlにリダイレクトしたタイミングで購入者アカウントのメルペイの残高/枠が確保され、その他の購入でその残高/枠は利用できなくなります。
解放のタイミング
残高/枠が解放されるタイミングは、主に下記のようなタイミングです。確保からの経過日数や、ChargePermissionオブジェクトとChargeオブジェクトの状態に依存します。
オブジェクトとステータス | 代表的な操作例 |
---|---|
ChargePermissionオブジェクトがNonChargeable ChargeオブジェクトがCanceled |
Close ChargePermission(cancelPendingCharges=true) Cancel Charge ※CompleteCheckoutSessionがCallされない場合は24時間後自動でClose ChargePermissionが実施されます (ChargeオブジェクトがAuthorized状態の場合は、解放しません。) |
ChargeオブジェクトがDeclined | Create Charge APIがDeclined |
ChargePermission生成またはCreate Charge成功 から30日経過(期限切れ) |
操作なし |
paymentDescriptor値
こちらのFAQをご参照ください。
billingAddressの値
購入者がメルペイを選択された場合は、請求先住所および購入者情報の電話番号は取得できません。(Get CheckoutSessionおよびGetBuyerのbillingAddress, phoneNumberの取得結果はNullとなります。)
ただし、事業者がproductType: 'PayAndShip'を指定してる場合は、Amazon Payは当項目にお届け先住所(shippingAddress)の値をコピーして返却します。
また、productType: 'SignIn'を利用されている場合で、購入者がアカウントにクレジットカード情報も登録している場合は、クレジットカードに設定している請求先住所の値をコピーして返却します。
Amazon Payの情報を活用する際には、billingAddress項目に選択した支払い方法の請求先住所以外の住所情報が返却される可能性があることに留意して、ご実装いただくようにお願いします。